パスポート更新時の「スタンプ移動」手続きと注意点

フィリピンでパスポートを更新した際、入国スタンプや9Gビザスタンプを新しいパスポートに移す作業(スタンプ移動)が必要になる場合があります。この記事では、手続きの流れ、注意点、必要書類をわかりやすくまとめました。

スタンプ移動とは?

新旧パスポートの整合性を取るために、古いパスポートに押されている最新入国スタンプおよび9Gビザスタンプ
新しいパスポートへ転記する作業です。
この手続きはフィリピン入国管理局(BI)で実施されます。

手続き期間と費用

  • 所要日数:15営業日
  • 費用:PHP 1,510(BIへ支払う手数料)

重要な注意点

日本大使館でパスポート更新をした場合、入国スタンプは古いパスポートに残る

フィリピン国内の日本大使館でパスポートを更新した場合、新しいパスポートには入国スタンプが押されません。
そのため、まず

  1. 入国スタンプの移動(15日)を行い、完了後に
  2. 9Gビザスタンプの移動(さらに15日)

つまり、合計で30営業日以上かかる計算になります。

パスポートを預けるため、期間中は出国不可

スタンプ移動中は、パスポートをBIに預ける必要があるため、この期間は出国できません。
出張・帰国の予定がある場合は、スケジュール管理が非常に重要です。

スタンプ移動は必須ではない

実は、スタンプを移動しなくても旧・新パスポートを2冊持ち歩けば入出国は可能です。
ただし、空港到着後に「古いパスポートを持ってくるのを忘れた」というトラブルが起こりがち。そのため 移動しておくことを強く推奨します。

ダウングレード(DG)手続きの際は強制的に必要

ダウングレード申請では、BIが必ずスタンプ整合性を確認するため自動的にスタンプ移動が行われます。
スタンプを移していない状態でDGを開始すると、その分 余計に日数が追加されます。

必要書類

スタンプ移動の申請には、以下が必要です。

  1. 9Gビザ発給時の ORDER(オーダーシート)
  2. ACRカード写真(表・裏の両面)

まとめ

パスポート更新後のスタンプ移動は、手続きに30日以上かかる場合があるため、特にフィリピンで9Gビザを持つ方は、更新時期・渡航予定を慎重に計画する必要があります。
旧・新パスポートを持ち歩く方法もありますが、安全性・利便性の観点から、早めのスタンプ移動手続きをおすすめします。