労務・労働法関係
取締役のAEPについて
フィリピンに設立した法人の取締役(社長も取締役の一人です)になっている人が、フィリピンで働くためにAEPを取得したいというケースについての質問が多いので、その解説です。知っておかなければならないことを、簡単に箇条書きで列挙します。 取締役はAEPの取得を免除されています。 A
【2023年版】毎月の給与を計算するツール
毎月の社保・所得税を計算するエクセル - 2025年版パターン①月給と勤務する月数から、社保、所得税を計算し、毎月の手取りを計算することが出来ます。パターン②年収と勤務する月数から、社保、所得税を計算し、毎月の手取りを計算することが出来ます。パターン③社保を無視して、年収と勤務す
フィリピン労働法【全文日本語訳】
序項第1章 総則 政令の名称 第1条 この政令は、「フィリピン労働法」と称する。 発効日 本法令は、公布の6ヵ月後に発効する。 基本政策の宣言 国は、労働者を保護し、完全雇用を促進し、性別、人種又は信条にかかわりなく均等な労働の機会を確保し、かつ労働者と使用者との関係を規律
雇用契約書・就業規則テンプレート
こちらのページは契約者様もしくは会員限定ページとなっております。
フィリピンの労働法に関する基礎知識
労働法 労働法83条 労働時間。通常の勤務時間は1日8時間を超えてはならない。 労働法85条 食事 最低1時間の食事時間(タイムカードは止まる)を含めること。5〜20分間のブレイクタイムは勤務時間に含む(タイムカードは止まらず)。 労働法86条 夜間手当 夜10時から朝6時まで
有給休暇はいつ付与されるのか
有給休暇は一体、いつ、何日付与されるのかという問題です。まず、有給に関する基礎知識ですが、労働法では、1年勤務した社員には最低5日間の有給を付与しなければならない、とあります。一方、試用期間6ヶ月経過後の社員は正社員になりますが、正社員との雇用契約書には「年間◯日の有給が付与される」と書か
DOLEへの法人登録義務・報告義務とは
ERSとNCRという2つの似通った機関が別々に登録義務と報告義務を課しています。ERShttps://ers.ble.dole.gov.ph/解雇、退職、事業閉鎖、部門閉鎖、支給した13ヶ月ボーナスの金額の報告を行います。初期登録が必要です。NCR-ERS-yyyy-###
DOLEにおけるAEP申請が複雑化 – 2025年
申請代行業者は許可制へ2022年7月頃より、AEPを(就労許可)の取得を、代行業者などに依頼する場合、その業者はDOLEへ登録することが義務付けられました。申請手続きが、かなりの複雑化-2025年2025年2月の改正でAEPの申請手続きがかなり複雑化しました。(以前の手続き)DO