従業員マネジメント関係
マネジメントの失敗例 スポークスマンを作るな
自分自身のマネジメントの失敗例です。創業から17年働いているある社員を信用しきったばかりに、もう少しで会社をめちゃくちゃにされそうになった話です。その古参社員は総務的なポジションで、社内の人間関係に非常に敏感で、事あるごとに私に報告をしてくれていました。また、社員の給与計算を行っ
フィリピン人社員との接し方6か条
フィリピン人社員との接し方にはいくつかの気をつけるべき点がありますのでその解説です。ニヤニヤしないようにしようフィリピンの人は、日本人特有の、ニヤニヤした表情をあまり心地よく思わない傾向があります。何かをだまそうとしているようにもみえるし、馬鹿にしたようにも見えるようです。雑談であ
フィリピン人従業員のマネジメント
フィリピンの労働文化の特徴 フィリピン人は、基本的によく働きます。期待通りの成果が得られない場合は、マネジメント手法を見直す必要があるかもしれません。 相手が変わらないなら、自分がやり方を変えるしかありません。国民性はそう簡単には変わりませんが、良い面を引き出すことは可能です。
フィリピン人マネジメントを餃子づくりに例えてみる
もうかれこれフィリピンのスタッフと30年以上仕事していますが、彼らの仕事の進め方を見ていると、餃子作りだなぁと思うことがあります。あるフィリピンの日本料理屋へ行った時、まだ準備中だったのか、スタッフが4人位で一つのボウルを囲んで餃子を作っていました。談笑しながらとても楽しそうにみんなで餃子のタネ
階級社会について
先日、会計部門のリーダーから、「小払いレシートの入力が大量にあって大変なので、○○に手伝って欲しいのだけどよいか」と聞かれました。これは、パッと見、特に問題ないようにも思えたのですが、リーダーに対する最近の下からのヤッカミなどを見て、下がリーダーの案件を手伝うことにはOKを出しませんでした。リーダ
リモートで指示をする側が気をつけること
私は2017年から2022年の現在まで、日本からフィリピンの社員をマネージしていますが、実はその前にも2年ほど練習をしていました。10階のオフィスにスタッフがいて、自分は12階にいて、1日誰とも顔を合わせずに仕事をするということを2年ほど続けました。その後、偶然日本に帰国すること
リモートコミュニケーションの鉄則
離れた地のフィリピン人社員と、どのように業務連絡をしていますか。私はもっぱらSkypeのチャットです。音声でのコミュニケーションはありません。もう2年半ほどフィリピンに行っておらず、Skypeチャットのみで30人の社員を動かしています。従業員とのSkypeチャットをする時にいくつ
クラブメンタリティとは
フィリピンに関わったことがある方なら一度は聞いたことがあるであろうクラブメンタリティという言葉についてです。クラブメンタリティのクラブとは"蟹"のことで、穴から這い上がろうとする蟹の足を、他の蟹が引っ張って穴から出させまいとする、フィリピンでよく見られる集団的な心理状態のことを言います。
マネジメント上のよくある問題
一貫性問題。「あのときはこう言ったのに、今、あなたはこう言っている。一貫性がなく、おかしい。」というようにマネジメントの一貫性に強くこだわります。不公平問題。「あの人は許可されたのに、なぜ私には不許可なのか。不公平だ。」というような公平性に強くこだわります。
労務上の失敗
会社内部のマネジメントは、コンサル任せに出来ない分、一般的には苦労することが多いです。募集と採用。社員を募集する広告を出すと、応募はたくさんくるのですが、いざ面接や試験の日になると10%くらいの人しか来ません。そして、まったく分野違いであっても応募をしてくるのが普通です。