コラムコラム

フィリピン進出の魅力と注意点とは

フィリピン進出の3つの魅力を徹底解説!進出する際に気をつけたいポイントとは?

フィリピン進出をお考えの企業様へ、フィリピンに進出する3つの魅力について詳しくご紹介します。進出するメリットとリスクの両方を把握することは、ビジネスを展開する際にとても大切なポイントですので、ぜひ参考にしてください。

フィリピンに進出する魅力

マニラ大聖堂

ここでは、フィリピンに進出する3つの魅力について解説します。

増加し続ける人口と消費

人口1億人を突破したフィリピンは、ASEANの中でも第2位の人口を誇る大国です。また、出生率が2.53人と高い水準を維持していることから、これからも安定的に人口が増加していくことが予想されています。

人口が増加するにつれて、消費も進んでいます。特に、首都マニラは全土の消費のおよそ2割を占めている経済都市です。これからも、マニラ近郊に移住する方が増加することが想定されることから、より一層経済活動が活発になることが考えられます。

経済成長が見込まれる

フィリピン統計庁の調査結果によると、2021年の実質GDPは5.6%を記録し、政府の想定を上回る結果となりました。この結果は、シンガポールの7.6%に続きASEAN主要6か国で第2位の成長率を誇ります。

フィリピンはこれまで経済の停滞が続いていたことから、海外から進出している企業が比較的少なかったエリアです。しかし、フィッチとS&Pがフィリピンの長期国債信用格付けを投資適格に格上げしたことをきっかけに、フィリピンへの投資が世界中から注目されるようになりました。

まだまだ入り込む余地は十分にあるため、これからフィリピン進出を考えている企業にとっては絶好のタイミングといえるでしょう。

世界の景気に影響されにくい

フィリピンは、他のアジア諸国と比較して輸出に依存していない国の一つです。そのため、海外のマーケットの影響を受けにくいといえます。

そのため、フィリピン国内の需要とうまくマッチすれば世界的な景気に左右されることなく、安定的に利益を生み出すことができるでしょう。

フィリピンに進出する際の注意点

フィリピンの街並み

フィリピンに進出する3つの魅力が理解できたところで、ここでは進出する際の注意点について詳しくご紹介します。

様々な規制に注意が必要

フィリピンでは、国内マーケットや中小企業を保護するために海外企業の進出に関する様々な規制を設けています。例えば、弁護士や薬剤師、マスメディアなどの業種は海外企業の進出が一切禁止されています。

また、許可されている業種であっても海外資本比率を細かく定めているケースもあるため、注意が必要です。

土地の所有は認められていない

フィリピンでは、土地の所有に関して厳しい規制が設けられています。外国人個人が土地を所有することは認められていません。また、企業で土地を所有する場合でも、外国資本が40%以上の場合は土地を所有することができません。そのため、多くの企業は土地をリースする必要があるのです。

しかし、世界的に見ても、外国人による土地の所有に関する厳しいルールを設けている国は珍しいため、今後規制が緩和することも大いに期待されています。

インフラが未整備のエリアも多く存在する

アジア各国で共通していえることですが、フィリピンもインフラの整備が整っていないエリアが多く存在しています。特にフィリピン国内で課題となっているのが、電力インフラと道路などの交通インフラの整備です。

特に電力に関しては、供給量と需要のバランスが整っていないため、周辺諸国と比較して電力料金がおよそ2倍となっています。また停電の発生も頻繁に起きるなど、電力の供給がとても不安定です。しかし、大規模インフラ計画が打ち出されるなど、今後インフラの整備が進展することが大いに期待されています。

フィリピンへの進出をお考えの方は、ぜひオフショア マネジメントまでご相談ください。フィリピンで会社や法人を設立される方に向けた事務代行サービスを提供しております。長いフィリピン滞在経験から、現地の状況をリアルにお伝えいたします。

フィリピン進出をお考えならオフショア マネジメントにお任せください!

フィリピン進出をする魅力と注意点について詳しくご紹介しました。経済成長を続けるフィリピンは、ASEANの中でもビジネス展開をするのにおすすめの国です。メリットとリスクを十分に理解した上で、ぜひ前向きに検討してみましょう。

フィリピンでの会社や法人設立を検討されている方は、ぜひオフショア マネジメントまでご相談ください。経理代行や給与人事、採用代行まで海外進出に向けた各種業務をトータルサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

フィリピン進出をお考えの方はオフショア・マネジメントへ

会社名 Offshore CAD & Management Inc.
代表者 林 秀生
住所 12F Jaka Bldg., 6780 Ayala Ave., Makati City, MM, Philippines
電話 +63-2-720-8760
E-mail info@offshorecad.com.ph
設立 2007年9月1日
主な事業内容 法人設立、許認可、税務申告、ビザ代行
アクセス マニラ国際空港から車で30分ほどのところにある、マカティと呼ばれるビジネス街の中心に位置します。
会社名 株式会社オフショアキャド
代表者 林 秀生
住所 神奈川県横浜市
電話 045-947-2245
E-mail info@offshorecad.com.ph
設立 2017年7月4日
主な事業内容 CADによる建築意匠図、フィリピン進出に関するコンサルティング
URL https://www.offshore-management.com.ph/