フィリピンで就労ビザを取得して働きたい、日本人従業員を雇いたいという方のために、長い滞在歴と事業実績を持つオフショア・マネジメントが、フィリピンのビザ事情について詳しく解説します。簡単に申請できるビザ取得代行サービスについても触れつつ、ビザの種類や期限延長方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
旅行や留学、就業などで欠かせないビザですが、フィリピンには10種類ものビザがあります。
目的に応じて申請するビザが違うため、どのビザを選べばいいか分からないという方も多いかもしれません。ここでは、簡単な説明と一緒にビザの種類をご紹介します。
雇用ビザ(9G) | フィリピンの会社で仕事をする場合に申請するビザ。対象は労働者本人で、労働には就業許可(AEP)の取得が必須。 |
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投資委員会・特別経済区ビザ (47a2=PEZAビザ) |
BOI・PEZAに登録された会社で働く場合に申請できるビザ。対象は、労働者本人とその家族。 |
条約投資家ビザ(9D) | フィリピンで設立した会社か日本の会社との合併会社の持ち株が30万ペソ以上ある場合に申請できるビザ。 対象は、投資家本人とその家族。 |
特別投資家ビザ | フィリピンで会社を設立し、持ち株がUS$75,000以上ある場合に申請できるビザ。対象は、投資家本人とその配偶者、21歳未満の未婚の子供。投資している限り、無期限で就労や移住が可能。 |
観光ビザ(9A) | 観光、商談、出張などの一時的な入国用ビザ。30日間有効だが、労働は不可。 |
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学生ビザ | 18歳以上の者がフィリピンの高等学校以上の教育を受ける時に必要なビザ。学校の入学許可を得た後に外務省へ提出をする。 |
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フィリピン特別居住退職者ビザ(SRRV) | 35歳以上の場合、フィリピンで永住権を獲得できるビザ。就労は不可で、3種類の区分がある。 |
結婚仮永住ビザ・結婚永住ビザ(13A・13B) | フィリピン人と結婚した時に申請するビザ。1年目のみ仮永住、翌年から永住ビザとなる。 |
バリックバヤンビザ | フィリピン人と結婚している場合、フィリピン人配偶者と一緒に入国することで、1年間有効のビザを取得できる(1回限り) |
割当移住・永住ビザ(クォータビザ)(13E) | 日本・アメリカ・ドイツ各国の年間50人に対してのみ発行される永住ビザ。1年に1度、数時間の滞在で取得できるため難易度が低い。 |
基本的には、観光の場合は「観光ビザ」、労働の場合は「労働ビザ」、留学の場合は「学生ビザ」と覚えておけば間違いありません。
一方で、就労ビザは最大3年間の有効期限が設けられているため、更新をしないと失効してしまいます。取得したのはいいものの、更新時期を忘れていたケースも少なくありません。ビザの更新には時間がかかるため、準備が間に合わずに期限を過ぎてしまうこともあるでしょう。
万が一、期限が過ぎてしまった、もしくは期限が過ぎてしまうことがほぼ確定してしまうような場合は、一度就労ビザを9A(いわゆる観光ビザ)へダウングレードしなければなりません。ダウングレード後は60日以内に一度フィリピンから出国するよう命令を受けますので、ECCを取得後、出国します。再入国の際は、新たにノービザとしての入国となり、パスポートに切手大のステッカーが添付されます。入国後に、就労ビザを新規で申請をする流れとなります。ダウングレードから新規の就労ビザの取得、さらに申請中の9Aビザの延長など、かなりのコストがかかりますので、就労ビザの期限切れにはくれぐれも注意をしましょう。
就労ビザを取得しようとすると、手続きや書類の作成で多くの時間がかかります。仕事の合間に就労ビザの手続きをしようと思っても、入国管理局に行く時間がないというケースも少なくありません。そんな時に便利なのが、就労ビザ代行サービスです。
文字通り就労ビザの取得に必要な書類作成や回収、入国管理局への申請などを代行してくれるこのサービスを利用することで、様々なメリットが得られます。
まず、フィリピンで働くにあたって最も大きな問題である、言葉の壁を取り除くことが可能です。何度も申請書類を作成している移民局認定代理人が在籍しているため、不備をなくし、ビザ申請の通りやすい書類の作成が可能です。申請が通るかどうか、事前に判断できるのです。
また、ビザ申請の前後でも、フィリピンで働くためには手続きを行わなければなりません。このような関連手続きに関しても、現地に詳しい移民局認定代理人に相談しながら進めることができます。
他にも、時間を短縮できる点がメリットに挙げられます。移民局認定代理人が行っている代行サービスに依頼すると、平日しか開いていない入国管理局への出頭を代行してもらえます。認定を受けていない人にはこれができないため、この点は代行サービスを利用する大きなメリットです。
さらに、書類回収などの煩雑な申請業務をすべて代行に任せることで、時間を有効活用することができます。大人数の申請を一括で行いたい場合には、特に代行サービスを利用することがおすすめです。
一方デメリットとしては、個人で申請を行うよりもお金がかかる点が挙げられます。書類不備による再作成や労働者一人ひとりの申請手続きをしなければいけない手間を考えると、利用するメリットの方がはるかに大きいことが分かるでしょう。
ビザ取得の代行サービスをお探しなら、オフショア・マネジメントにお任せください。
フィリピンで就労ビザ取得や労働のための許可手続きを行うには、多くの書類や準備が必要です。書類に不備があれば修正しなければいけないほか、手続き自体にも数カ月という時間がかかる場合も少なくありません。オフショア・マネジメントなら、それらの手続きをすべて代行することが可能です。
就労ビザ(9G)やPEZA企業で働く方用のPEZAビザ取得だけでなく、就労許可の取得も代行しています。書類手続きの手間を短縮することができるので、ビザ取得に不安がある方は安心してお任せください。
会社名 | Offshore CAD & Management Inc. |
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代表者 | 林 秀生 |
住所 | 12F Jaka Bldg., 6780 Ayala Ave., Makati City, MM, Philippines |
電話 | +63-2-720-8760 |
info@offshorecad.com.ph | |
設立 | 2007年9月1日 |
主な事業内容 | 法人設立、許認可、税務申告、ビザ代行 |
アクセス | マニラ国際空港から車で30分ほどのところにある、マカティと呼ばれるビジネス街の中心に位置します。 |
会社名 | 株式会社オフショアキャド |
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代表者 | 林 秀生 |
住所 | 神奈川県横浜市 |
電話 | 045-947-2245 |
info@offshorecad.com.ph | |
設立 | 2017年7月4日 |
主な事業内容 | CADによる建築意匠図、フィリピン進出に関するコンサルティング |
URL | https://www.offshore-management.com.ph/ |