法人税申告書の提出が一段と厄介に!

2022年7月頃、PEZAの企業は法人税の申告書をBIRへ提出する時に、PEZAのインセンティブ証明書を添付するように通達がありました。PEZAのインセンティブ証明書の取得はそれほど簡単ではなく、例えば年に複数ある報告書が未提出の場合は、それらを提出するまで発行されません。
仮に提出済であっても、PEZAの内部の杜撰な文書管理が原因で、「未提出」と言われることも頻繁にあります。同じ書類を3回出させられたこともあります。

法人税申告書は、期限内に提出しないと、最低でも10,000ペソと、それに加えて納税するべき額の25%以上の罰金がかかるため、細心の注意が必要です。
納税があることが分かっている場合は、何らかの方法で遅延による罰金だけは避けなければなりません。
罰金があることが分かっていてこういうルールを作るのですから、本当にフィリピンの役所はイヤらしいと感じます。

一般的なIT企業にとっては、PEZAは厄介なだけでたいした優遇もなく、だんだん存在価値が薄れてきていますね。