IT環境の問題

インターネット回線は、日本に比べ費用が高く、品質が悪いです。
コストパフォーマンス的には百倍の差があります。専用線は安定していますが、高価です。
回線が落ちてもオペレーションが継続できるように、2回線以上を使用するのが一般的です。

パソコン、モニター、OSなどの汎用的な機器は容易に手に入りますが、大型プリンターや特殊なソフトウェアは、市場が小さいため、全て取り寄せとなり、手に入れるには30日から45日かかるのが普通です。

機器が故障した場合の対応は、満足のいくものではありません。新品に交換してくれたり、返金してくれたりというような対応は、まず無いと思った方が良いでしょう。何ヶ月も預かって、修理を行っているような体裁を取ることが、この国で言う一般的な「保証」です。

製品の代替わりは早く、1世代古い機種やOSは入手することができません。

この記事は2014年頃に作成したものの転載です。物価、時代背景などは当時のままですのでご了承ください。