法人のTINナンバー取得が完全オンラインに

日本法人がフィリピン法人に出資する時、日本の法人としてフィリピンの納税者番号(TINナンバー)を取得しなければなりませんが、このほどこの手続が完全オンライン化されました(2022年8月)。
BIR ORUS(Online Registration and Update System)というそうです。

必要書類は今までと同じですが、原本をもってBIRORUSへ行く必要はなく、オンラインでPDFをアップロードすると、審査官が登録したメールアドレスに指摘事項をメールで送ってきます。

ケソンの本部へ行かずに済むのは良いのですが、
・やり取りがリアルタイムではなくメールでの会話になるので、時間がかかる
・申請する法人の代表者のところへメールが行く可能性があり、気づかない可能性が高く、プロセスがそこで止まる。

以前の方法ならほぼ即日でTIN番号が発行されましたが、今回はなんだかんだで2週間ほどかかりました。

DOLE、BIRのなど、ここ1,2年で手続きのオンライン化は割と進んできています。
今後も温かく見守っていきましょう。