目を見て話す

この記事は2003年頃(35歳のとき)に書いたものの転載です。物価、社会情勢等は当時のままですのでご了承ください。

●フィリピンでは目を見て話すことが、非常に大切だと思う。
なぜそう思うかと言うと、ある人が日本から出張にやってきて、数日滞在した後、スタッフたちが口々にこう言うのを聞いたからだ。
「あの人、すげえ変。目を見て話さない。」

●フィリピン人には表裏がなく、いつでも誰でも本音で人と接する。タテマエが無い。フィリピン人は、会話をする時に必ず目を見るが、これは彼らが本音で人と接するからだろうと思う。だから、目を見て話さない人に、かなり過敏に反応するのである。
対して、我々日本人は、じっと目を見て話すのを避ける傾向がある。日本のスターバックスで、「カプチーノのトールサイズ一つ」という時、店員の目を見るかというと、私はあまり見ない。コンビニで買い物する時はなおさら見ない。

●フィリピン人と話をする時は、必ず目を見て話をしよう。日本人が思う以上に、重要なことのようだ。